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私の朝食は、パンとコーヒー。
そのほうが準備も楽ですからね。
また、このところ仕事が立て込んでいて、
昼食を食べに行くのは決まって会社近くの立ち食いそば屋。
そのうえ、会社帰りに飲みに誘われるのが3日も続いてしまいました。
飲みに行けば、食べるものと言えば、
たいていおつまみ程度の焼き物や揚げ物。
白いごはんを食べることはほとんどないといってもいいかもしれません。
つまり、わたしはこの3日間、まったくといっていいほど
白いごはんを食べなかったということになります。
やはり日本人だからでしょうか。
白いごはんを食べない日々が続くと、無性にごはんが食べたくなってきます。
そして今日、わたしは会社の同僚からの酒の誘いをまさに断腸の思いで断り、
草々に家路につきました。
帰りの電車のなかで思い浮かべるのは、
食卓に並ぶおかずの数々と白いごはん。
今日は3杯はおかわりをしてやるぞと、鼻息を荒くして家に向かいました。
そしてついに帰宅。
彼女が作りに来てくれるというので事前に帰宅時間を伝えておいたので、
夕食の準備はできているはずです。
たっぷりと食らってやろうと勇んでリビングに向かい、テーブルの上を見ました。
そこになったのは、色鮮やかな野菜サラダ、
わたしの好物の鳥のから揚げ、そしてパスタ。
パ、パスタ!
わたしは思わず声に出してしまいました。
「だって、あなたから揚げとパスタの組み合わせ、好きだったじゃない」
と彼女は怪訝そうです。
それはそうだけど……。
オレは、ただ白いごはんが食べたかっただけなんだ。
わたしは心のなかでそうつぶやきつつ、静かにパスタをほおばったのでした。

