航空幕僚長

2010年03月04日

更迭された田母神俊雄前航空幕僚長が
統合幕僚学校から3月5日の卒業式に招待されながら、
後に一転して出席を「拒否」されたことが明らかになりました!




田母神俊雄氏は、防衛省から“圧力”がかかったと見ているそうです。


統幕学校とは陸海空各自衛隊の
1、2佐クラスの自衛官を対象に
高級幕僚業務や自衛隊統合運用、
安全保障学などの教育を行う機関で
上級幕僚への登竜門とされています。


田母神俊雄氏は平成14年から約2年間、
統幕学校長を務めました。


歴代学校長は卒業式に招待されるのが
慣例となっていますが、今回、いったん出席を
要請されたものを拒否された形になってしまいました!



統幕学校学校長は、防衛省が

「田母神氏が出席するなら
 防衛省関係者は一切卒業式に出席しない」

と学校側に通告してきたと説明したと田母神俊雄氏は
いきさつを語っています。



田母神俊雄氏は

「言論弾圧であり、人権弾圧みたいな嫌がらせだ。
 自民党政権時代より露骨になっている」

と不快感をあらわにしています!!


卒業式をめぐる田母神俊雄氏への対応について、
統幕学校総務課は

「学校長から『田母神氏は出席されなくなった』と
 聞いていたが、経緯はわからない」

と態度をあいまいにしています。



また、防衛省は3日

「事実関係の確認には時間がかかる」(人材育成課)と
コメントを発信しています。


防衛省は田母神俊雄氏の
言論活動に神経をとがらせている模様です。


各地で開催される田母神俊雄氏の講演会も
防衛省の圧力により、題名を変えて開催されるなど
「言論弾圧」は結構強いものがあるようです。


時代が逆戻りしているようで怖いですね。
それともやはり元幕僚長の発言ということで
政府は神経をとがらしているのでしょうか?







dorachan2882 at 21:35コメント(0)トラックバック(0) 

2008年10月31日

航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長(60)が、太平洋戦争をめぐって「我が国が侵略国家というのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)だ」と主張する論文を執筆していたことが31日、発覚しました。

集団的自衛権の行使を禁ずる憲法解釈などを「東京裁判のマインドコントロール」と批判しており、事態を重視した浜田靖一防衛相は31日夜、田母神空幕長を更迭することを表明しました。

同氏の論文は「日本は侵略国家であったのか」と題し、総合都市開発「アパグループ」の懸賞論文「真の近現代史観」に応募。最優秀賞を受賞し、31日にインターネット上などで英訳とともに公表されています。

日中戦争については「我が国は蒋介石により戦争に引きずり込まれた被害者」と指摘しながら、旧満州や朝鮮半島が「日本政府と日本軍の努力によって、それまでの圧政から解放され、生活水準も格段に向上した」と植民地支配を正当化しています。

そのうえで「多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価している。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣だ」と結論づけられています。


日米開戦についても「米国によって慎重に仕掛けられた罠(わな)」と定義しています。


さらに自衛隊のあり方をめぐり、集団的自衛権行使、武器使用の制限を挙げ、「自衛隊は雁字搦(がんじがら)めで身動きできない。マインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」と書かれています。


制服組トップの論文にしては、あまりりも過激な内容。
実際、大東亜共栄圏は大日本帝国の侵略戦争によって生まれた産物。
侵略国家扱いは濡れ衣、発言は過激すぎます!

て、いうか、制服組トップだからこそ書いた論文か?自衛官といえども、軍人ですからねぇ。


誤った歴史感覚には賛同できませんが、一人の軍人としての今回の論文については、日本にも気骨のある、筋が一本通った論文として、評価したいと思います。

dorachan2882 at 22:53 
ブログランキング
Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー Googleボットチェッカー

  • seo

  • ライブドアブログ