金融市場
2008年10月25日
24日の東京株式市場では、円高の進行で国内企業の業績がさらに悪化するとの見方が強まり、株価が大幅に下落しました。
日経平均株価(225種)は一時、約5年5か月ぶりに8000円の大台を割り込みました。
24日はの東京外国為替市場も約13年ぶりの円高水準を記録していて、金融市場の混乱は収まる気配が見られません。
日経平均が取引時間中に8000円を下回るのは、2003年5月22日以来。一気に7900円も割り込み、一時、前日終値比635円85銭安の7825円13銭まで下値を記録しました。
23日のニューヨーク外国為替市場で一時、1ドル=95円台まで円高が進んだことに加え、ソニーが同日、2009年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正したことにとり、企業業績悪化の懸念が市場に急速に広がりました。
それを受け、同日、ソニー株には売りが殺到し、前日終値からの下落率は一時、13%に達しました。さらに他の電機株やハイテク株の売りも引き起こし、東証1部の電機株の平均下落率も一時、9%を超えました。
「業績下方修正が他の企業にも広がるのではないか」との懸念から、自動車や精密機械など輸出関連株が幅広く売り込まれています。
マーケットでは、「米国発の金融危機が米欧にとどまらず、アジアや東欧、南米にまで拡大するとの懸念が急速に高まっている」(大手証券)と、世界同時不況を不安視する見方が体制を占めているようです。
25日ではアセアンが開かれ、金融環境の安定について話し合われますが、週明けのマーケットにどれだけの影響を与えるでしょうか?
株式投資情報
日経平均株価(225種)は一時、約5年5か月ぶりに8000円の大台を割り込みました。
24日はの東京外国為替市場も約13年ぶりの円高水準を記録していて、金融市場の混乱は収まる気配が見られません。
日経平均が取引時間中に8000円を下回るのは、2003年5月22日以来。一気に7900円も割り込み、一時、前日終値比635円85銭安の7825円13銭まで下値を記録しました。
23日のニューヨーク外国為替市場で一時、1ドル=95円台まで円高が進んだことに加え、ソニーが同日、2009年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正したことにとり、企業業績悪化の懸念が市場に急速に広がりました。
それを受け、同日、ソニー株には売りが殺到し、前日終値からの下落率は一時、13%に達しました。さらに他の電機株やハイテク株の売りも引き起こし、東証1部の電機株の平均下落率も一時、9%を超えました。
「業績下方修正が他の企業にも広がるのではないか」との懸念から、自動車や精密機械など輸出関連株が幅広く売り込まれています。
マーケットでは、「米国発の金融危機が米欧にとどまらず、アジアや東欧、南米にまで拡大するとの懸念が急速に高まっている」(大手証券)と、世界同時不況を不安視する見方が体制を占めているようです。
25日ではアセアンが開かれ、金融環境の安定について話し合われますが、週明けのマーケットにどれだけの影響を与えるでしょうか?
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dorachan2882 at 19:44